先月に続いてアタマの体操です。

ここに3つの容器があり、容量はそれぞれ「127cc、21cc、3cc」です。3つの容器をなるべく少ない回数移し替えて、ちょうど100ccの水を計って下さい
正解は…まず127ccの容器を満たし、21ccの容器で1回、3ccの容器で2回くみ取れば、127-21-3-3=100ですね!(4回)

もう一問。今度は「49cc、23cc、3cc」の3つの容器で20ccを計って下さい。
簡単、簡単!…49-23-3-3=20(4回)ですか? はっはっは。自信満々にこう答えたあなた、すっかりワナにはまっています!

もう一度よく考えて下さい正解はもちろん、23-3(2回)です!

これは「アインシュテルング(構え)効果」と呼ばれる心理効果で、私たち人間の脳は(本能的に)良く知っている馴染みのやり方にこだわり、別の(新しい)やり方を見落とす(排除する)傾向がある、というものです(※天動説を思い出しました)

これは科学のみならず、法廷や医療の分野で深刻な問題になります。裁判官や医師が、自分が考えている結論と一致しないデータは、(無意識に)無視してしまう傾向があるからです。これは真実や革新を遠ざけ、命や人生にかかわる事態にもなりかねません

特にアタマの固まったオトナ達は要注意ですね。時には当塾の子どもたちのような、大胆かつフレッシュで柔軟(突飛?)な発想を見習った方が良さそうです