毎年この季節はノーベル賞が話題です。昨年に続いて今年も日本人(大隅良典氏・生理学医学賞)が受賞し、盛り上がっています
ところで、皆さんは「イグノーベル賞」をご存じでしょうか?

これはノーベル賞の一種のパロディで「人々を笑わせ、考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞です。実はこちらの方はノーベル賞以上に日本人受賞者が多く、ほぼ毎年のように受賞しています(たまごっち、バウリンガル・・・等)。今年で10 年連続とか

授賞式では1分以内のスピーチで「聴衆から笑いをとること」が要求されたり、聴衆は舞台に向かって紙飛行機を投げ続けるのが慣わしだったり、ユーモア溢れるお祭りで、何とも楽しそうです(^^)

2016 年も「前かがみになって股の間から後ろを見ると実際より小さく見える『股のぞき効果』の研究」で日本人が受賞。他には「マウスにズボンをはかせる研究」「白馬がアブに刺されにくい理由とトンボが黒い墓石に引きつけられる理由」「体の左側がかゆいとき、鏡を見て右側をかくとかゆみが治まる発見」などなど、大変興味深い研究が多く好奇心をそそられます

パロディとは言っても、ほとんどの研究者は大真面目です。例えばアンドレ・ガイム氏が「生きたカエルを磁気浮上させる実験」で
2000 年にイグノーベル物理学賞を受賞しましたが、その10 年後には(ホンモノの)ノーベル物理学賞を受賞しました。こういう一見笑えるようなテーマの中に、深い真実が隠されているのかも知れません

これからはノーベル賞だけでなく、ぜひ「イグノーベル賞」にも注目しましょう!