私はエンジニア時代に3年間、米国事務所で勤務したことがあります。

そこで現地(米人)スタッフに仕事を指示する時、例えば「xxxのレポートを書いて欲しい」時などには、
“Please write a xxx report・・・”、或いは(もっと日本人風に?)
“It would be appreciated if you write a xxx report.・・・”とか、回りくどい(=丁寧なつもり)言い方をしていたものです

ところがある日、研修で講師(米人)から、もっと効果的な指示の仕方を習いました。それは、
You may want to write a xxx report・・・”という言い方です

直訳すると「あなたはxxxレポートを書きたいかもね?」という意味ですから、指示というより助言のような言い方です。こんなユルい指示でちゃんと仕事をしてくれるのか、大変疑問に思いました

ところが、実際に試してみると、確かにスタッフは一層目を輝かせて仕事に取り組んでくれるのです!とても意外に思いましたが、考えてみれば誰でも強制されるより、自分の意志で動く(動いた気にさせる)方が気分良いのは当然ですね

子ども達に対してオトナはついつい「ああしろ、こうしろ」「あれはダメ、これもダメ」と指図してしまいがちですが「一寸の虫にも・・・」です。子ども達だって自分の意志を尊重してもらいたいことに変わりはありません。外から押しつける(Outside in)のでなく、内なる意欲に火をつける(Inside out)方が効果的なのは、オトナもコドモも(国籍問わず)同じようです

p.s.ちなみに後で知りましたが、”Please…”という言い方は決して丁寧調ではなく、むしろ(問答無用に)「やれ!」という命令調だそうです