現代社会を生きる私たちは、何事もついつい「おとなりと比較して」優劣をつける傾向があります。特に自分の子供のことになると、「となりの子」と比べて一喜一憂してしまいませんか? とりわけ「一番」という響きはたいへん魅力的なので、誰しも気分がいいものでしょう。

ところで「一番」というのはどうやって決まるのでしょうか?・・・それは何かと比べた時に「その中で一番いい」ということに過ぎません。比較対象がないと計れない価値なので「絶対的な価値」ではありません。

それにクラスで一番成績がいいと言ったって、あるいは友人の中で一番綺麗だと言ったって、広い世界にはもっと成績のいい人、もっと綺麗な人もたくさんいることでしょう。

隣と比べて一喜一憂するより、自分だけのオリジナリティ、自分だけの輝きを大切にすること。そしお互いにそれを認め合い、尊重し合う豊かな心を持つことの方が、「一番」になることよりずっと価値があることだと思います。(ナンバーワンでなく)オンリーワンを目指そう!(月刊BigSmile 04/7月号掲載記事)