先日、自宅の部屋を片付けていたら50ページほどの古いファイルが出てきました。タイトルは昭和59年度卒業論文「高圧下の予混合燃焼におけるスス(Particulate)生成過程に関する研究」。そう、私のン十年前の卒業論文です(恥ずかし!)

理工系大学生は4年生になると数人ずつそれぞれ「研究室」に所属し、そこで1年かけて卒業研究を手がけることになります(修士まで進学すれば3年)。研究室には「ボス」の教授、指導教官の「助教・助手」、先輩の修士博士学生や留学生らがぞろぞろといます。そこで自分の卒論テーマを決め(多くの場合割り振られますが)、いろいろな準備(リサーチや装置製作)を経て、実験データを取り、解析し、最終的に論文として発表します

研究室には長老からひとつ先輩の修士学生まで、いろんな世代の人がいて、それぞれから指導を受け経験を積みつつ、日々仲間とも切磋琢磨しながら成長してゆきます

企業の技術開発部署も、論文の代わりに報告書や特許を書く違いはあれ、だいたい似たような感じです。ボスが部長で、指導教官が係長…。エンジン組んでデータ取って解析して報告して…

さて、我がスターラボ。実はRP2クラスがこれらの環境に酷似しています。ボスは塾長、指導教官は学生講師…テーマも自分で決めて、装置(LEGO)はハードもソフトも自作して…ちゃんとレポートも自分で書きます。いわば大学や企業の縮図です

将来、研究や開発に携わることになる生徒さんはもちろん、それ以外の仕事でもこの「実社会のシミュレーション」は大変貴重な経験(底力)になると確信します。(だから「レゴ習って何の役に立つの?」という批判は視野が狭いと言わざるを得ません)